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「ポルトガル!」と答えるたびに
「どうしてポルトガルなの?」
と聞かれた。
なぜって
ユーラシア大陸のいちばん端を見に行きたいから!
ユーラシア大陸の東端の島 日本 から一番遠いポルトガル。
北緯38度47分、西経9度30分
「ここに地終わり海始まる」
地球の果てを見たくて見たくて
それは20年前に、沢木耕太郎の深夜特急を読んでから
ずっといつかポルトガルに行って陸地の終わりを自分の足で確かめようと思った。
直行便がなく、長期の休みがとりにくいため
なかなか行けなった国。
いろんな国の後回しになっていた国。
やっと、ポルトガルに
ユーラシア大陸の終わり、海が始まるところ に
この夏行きました!
今回は、羽田発のBAでロンドン経由リスボンです。
旅行も、羽田空港に乗り入れている
航空会社にBAが入っていたので、それがポルトガル行きにもつながりました。
2月に行った北京同様、
都心に近いという利便性は捨てられないものの
羽田行のアクセスという点では、まだまだ不便。
チェックインの時間に間に合うような、リムジンバスも電車の運行もありません。
羽田のチェックインが4時半で、始発がないため
タクシーで行くか?
前泊するか?
前日夜から羽田に入り、クレカ顧客用エアポートラウンジで一晩過ごすか?
の3択で
私の希望は、タクシー当日出発。
主人は、ラウンジで待つ。
しかしラウンジだと、エアコン効きすぎで風邪ひかないか?
他にも同じような乗客がいたとしたら
席を確保し、ゆっくり過ごすことができないんじゃないかと
却下しました。
結局、前泊することにして
会社の帰り、そのままホテルへ直行しました。
そのまえに
スーツケース。
今回スーツケース大と手荷物サイズの小の2つで行くことに決めたものの
会社に大きなスーツケースをもっていけないのと
階段が多いので持ち歩けないという理由で
スーツケース大は2日前にホテルに送付しました。
当日、スーツケース小にすべてをつめて会社に。
当日、飲み会だった主人が拒否したため
私がスーツケース小と、自分の手荷物バッグをもち
地下鉄乗り継ぎで会社へ。
小とはいえ、重いし階段ばっかりの地下鉄の乗り降りは、ほんとうに大変でした。
会社から京急へは品川乗り継ぎで比較的近くメトロも使わないため
階段を持ち歩く苦労がなく、これは助かりました。
翌日は、ホテルからの4時20分のマイクロバスにのり
羽田空港へと向かいました。
12時間の飛行を終えてやっとヒースロー。
ここ数年、近場(香港、シンガポール、北京)ばかりだったため
久しぶりの長時間。前泊したホテルでも荷物の整理で3時間ほどしか眠れず
飛行機の中でも、うとうと1時間寝たのが数回で
ほとんど睡眠とれていないものの
久々のヨーロッパで興奮してるせいか、全く眠くありませんでした。
ヒースローの第5ターミナルは、初めてです。
昔は第4ターミナルがBA専用だったと思う。
イギリス上陸は、15年以上前にホームステイして以来ほんとにご無沙汰だ!
トランジットの時間は4時間。
1時間半後の便もあったのだけど、さすがに遅延すると怖いので
余裕をもって1便あとにしましたが
ヒースロー、とにかく広いのでご飯食べて買い物してたら、すぐ搭乗時間です。
第3ターミナルへのピストンバスでの移動も結構遠く
さすがに第3ターミナルに着くと人は多くて賑わっているけれど、まったく日本人いなくなった。。。
(第3ターミナル:椅子席はかなりの広さでこの周辺にshopがぎっしり。回るだけであっという間に搭乗時間です)
まずはカード支払い機で
ユーロを手にいれ
なんとこの日、最高円高更新だったようで
10日間の旅行で一番レートがよかった。1ユーロ 108円でした。
そしてランチ!
廻っています!
YO! SHUSHI というチェーン店で
ロンドン市内でも見かけました。
ロゴは、YOの部分が日本語で
ソク (即)と読めます。
買ってしまった! 右下 サーモンの上がマグロ マグノの色は怖いくらい悪いけど
味は普通だった。 (£7)
巨大チュッパチャップス
ハロッズのテディベア
お土産にちょうど良いので
ハロッズでいろいろバラマキ用お土産を購入しました。
ウイリアム王子とキャサリン妃
クッキーとか紅茶とか
いろいろ売っていた。なにも買わなかったけど
今年限定のお土産かな?
他にも、キャビアや高級サーモンを食べさせるシャンパンBarや
ブランドショップ、洋服、雑貨屋さんなど盛りだくさんで
あっという間のトランジットエリアでした!
さぁ、リスボンへGO!
8月12日(金)ー1日目ー
ロンドンから3時間弱でリスボンのPortera空港に到着しました。
さすがに疲れたー。
17時半に到着したものの、夏のヨーロッパの一番の利点、
日が暮れるのが20時半過ぎ、21時を過ぎないと夜にならないため
まだまだ日差しが強い、日中の感じです。
ここから
Aerobus 91# で、市内へ。
バスの車掌さんから一日乗車券(3.5ユーロ)を購入します。
出発前にwebでバスの時刻表を確認していたのですが
バスは20分に1本出ていて、結構満員になりました。
この一日乗車券で、サン・ジェスタのエレベータも乗ることができます。
Praça dos Restauradores (レスタウラドーレス広場)でバスを降り、ホテルにチェックインしました。
次回からも絶対これは必要だ!と感じたのが
ipodtouchでした。
まぁこの旅行のために購入したけど、
ガイドブックの必要なページをPDFにスキャンし
googlemapでホテルの位置や、行きたいshopの詳細地図をPDFに
ポルトガルに関するblogやHPで使えそうなものをPDFにして
localの状態で使用できるようにBOOKに登録しました。
確かにipadのほうが見やすいけれど、重いのが難点でipodtouchを購入したけど
バッグのポケットに入るし、歩きながらでも
バス待ってる間でも、ちょっとしたところでデータの確認できるし
いままでガイドブックを何冊も持って行って、持ち歩いていたことを考えるととても便利でした。
そしてlocalデータ以外で役に立ったのがipodtouchでのwifi接続
もうwifiなしじゃ旅行できないかも。
3Gがついていないので、高額パケットに注意する心配もないし、wifiのあるところだけで使用しました。
今回、半分くらいはwifiが無料で使用できるホテルだったため
日本の新聞も読めるし、明日行く観光地のチェックもwebで確認できたり
夜ホテルに戻ってからと、朝出かけるまでは、ずっとwifiにつなげて使用していました。
wifiの使えないホテルや、道中で困った時は会社携帯の3Gで接続していました。
会社携帯は、海外パケ放題に入っていて、かつ海外パケット業者以外でも月10万円まではパケットがつかえる(10万超えると、電話機能自体がNTTにstopされる)という便利ものなので
なるべくパケット使わないように注意しながらも、必要な時だけは使用していました。
北京へ行ったときは、会社携帯の3Gだけを使ってたのだけれど
もうモバイルのない旅行というのは考えられなくなりました。
日本の旅館やホテルではほとんど無料wifiが使用できるところはないけれど
ポルトガルでは、安いホテルはほとんど無料で、フロントでIDとPWをもらって使用しました。
高いホテルは、有料wifiで結局使用しませんでした。
値段は、どこも24時間使用で500円以内です。
街中はというと
実はポルトは、町中の公園のほとんどに無料のWifiがありました。
ツーリストインフォメーションでもらったmapにマークがついていたため
聞いてみたところ、freeWiFiということで、実際つかってみたら
速度は遅いものの十分使用でき、ありがたかったです。
マクドナルドとスタバは、wifiはあるけど会員制でした。
どちらもHotSpotと契約してたらローミングサービスで使えるみたいなので
これを登録すると、都内でもメトロの駅で使用できるので、
ちょっと会員にはいろうかどうか迷っています。
空港は、リスボン、ヒースローどちらもhotspotでした。
hotspotで大体のwifiがカバーできそうでした。
FONも結構電波は拾っていたので、こちらもヨーロッパでは結構普及しているのかもしれません。
ホテルを予約する段階では
無料のwifiあればいいね、くらいであまり重視せず予約したのですが
次回からは無料wifiのあるホテルが予約の対象になりそうです。
Hotel Gat Rossio
最初に2泊したホテル。
ロケーションはすごくよくてロシオ駅近く。メトロのRestauradoresのすぐそばです。
まわりはレストランだらけでうるさいかと心配したけど
奥に広くて、部屋は中庭とおってさらに奥に行くため、部屋はすごく静か。
デザイナーズホテルで、かなり凝っています。
良い点:フロントのお兄さんがイケメンだった。
wifiが無料だった。
シャンプー、ボディーシャンプー、ボディークリームがアロマでかなり気に入りました。
最後の日、スーツケース預かってくれた。ちゃんと引き換えタグもあったため安心でした。
悪い点:排水がちょー悪い。
シャワーしかなかったのですが、まったく流れない。お湯がどんどん足元にたまっていく。
トイレの戸を閉めるのが大変なほど、洗面、トイレ、シャワーが狭い。
ほんとに狭い。ここは日本人には使う人少ないと思うけど
必ずついてるビデがない珍しいホテル。それほど狭い。
部屋も予約時のwebの写真で見るよりうんと狭いです。
雨降らなかったけど、雨降ると部屋にいく時濡れる。スーツケースで雨だと最悪だと思う。
場所が便利なせいか、コストパフォーマンスは悪いと思います。
同じ値段でも最後にとまったホテルのほうが良かった。
Elevador de Santa Justa
坂が多く、高低差も大きい、7つの丘の街といわれているリスボンの街をあらわす代表が
高さ45mあるこのリフトだと思う。
低地のバイシャ地区にあり、リフトにのって降りると展望台とブリッジがあり、
ブリッジをわたると、そこがバイロアルト地区となっています。
午後8時過ぎです。
110年ほど前に建築されています。
じっさいかなり古いです。
10分で1往復くらい?
順番待ちの列が通りまで続いていて、結局乗るまでに30分は待ちました。
エレベータの中は意外に広く4畳半以上あると思います。
もっと詰め込むのかと思ったら10人ちょっと乗っただけで出発。
乗ってしまうと、上まではあっという間でした。
上は、展望台となっています。
基本的に魚介類が多く、
魚介ならなんでも大好きな私にはぴったりの国でした。
そのほか、ポルトのほうだと臓物が名物で
お店のソーセージだけでなく、ちょっとしたつまみも肉系は臓物でとにかく臭い。
私は全く口にしませんでした。
ボルトガルのレストランでは、必ず最初に前菜がでてきます。
オリーブの実、チーズ盛り合わせ、フライの盛り合わせ、パンです。
これが結構な量で、食べるともちろん料金がかかるため
パンを食べたいときだけ、パンをもらい、他のお料理は下げてもらいます。
いつも結局下げてもらっていたし、周りのお客さんを見ても
昼食なんかは下げてもらっている人のが多かったです。
でも…
とにかくのんびりしていて、どこのお店も注文から最初のお料理が出てくるまで
30分は余裕でかかり、最後の支払いもなかなか済ませてくれないため
そのための時間を持たせるためのおつまみという感じがします。
前菜を食べ終わって、ゆっくりしていたら、お料理が来るという流れなのかと思った。
食事はとにかく時間がかかり
だいたい9時すぎにお店に行って、11時半頃に食べ終わって
ホテルに戻るって感じでした。むっちゃのんびり。のんびり過ぎるよ。
そして働いているのは、どのお店もおじさん、お兄さんたちばかりなんだけど
むっちゃ忙しそうで、注文や、追加、支払い
そのたびに呼ぶのだけれど、捕まえるのが大変。
なんでどのお店のおじさんたちはあんなにバタバタ忙しそうなんだ?
そのくせ、まったく料理でてこないんだけど
厨房はどうなっているんだろう?
リスボンでは、どんな細い通りでもレストランやBarがいくつもあって、
私はヨーロッパらしくってこの雰囲気が大好きで
昼食、夕食ともに、かならず外で、食事していました。
同じポルトガルでも、ポルトはこういう感じは全くなく
そもそもcafeとかBarばかりで、食事をするレストランというのが少なかったのと
レストランというと室内しかありませんでした。
8月13日 ~2日目~
ホテルの朝食は7時からで、6時半にはホテルを出発。
レストランをのぞいたら、まだcloseしてたけど、パンとか準備だけしてあったので
ポルトガル名物エッグタルトと、パンを勝手に盗み、バッグに忍ばせてお出かけしました。
まずは、MetroでSeteRiosのバスターミナルへと移動です。
本日の朝食
手前がエッグタルト
さすがに早朝は、人がいない…
メトロは駅も、車内もきれいで、おしゃれなデザインです。
吊皮が、かなりオシャレ。
主人いわく「吊皮の単価が高い」そうです。形も変わってるし固定してあります。
SeteRiosのバスターミナルです。
かなり広く、いろんな行き先のバスがあり、
はじめ着いたときは人が少なかったのに
朝の8時を過ぎたら、あっという間に満員に人混みとなっていました。
Evora行きのチケットも、7時40分のチケットを買うつもりで行ったのに
買えたのは8時発のバスでした。
結局バスに乗るまで1時間近く待つことになってしまった。
リスボン→エヴォラ @ € 12.5
ディアナ神殿(Roman Temple)
1世紀に皇帝アウグストゥスを祀るために作られたコリント様式の神殿。
中世には要塞として使われたおかげで、イベリア半島に残るローマ神殿の中では、比較的保存状態が良い。
この神殿を囲んで、いろいろあります。
ディアナ神殿前にある公園
なんだよ、このオブジェは?
みんな景色に夢中で、誰も注目していないが、日本人彫刻家、北側昌邦さんの彫刻。
「波立つ海の中に光る満月」 です!
ロイオス教会
ディアナ神殿の横にある15世紀に建造された教会。内壁のアズレージョが有名で、
隣接する修道院は、現在はポサーダとなっています。
おーー!って感じ
Pork Meat Portuguese Style
主人曰く、旅行中で一番おいしかったらしい。豚肉がとにかく柔らかかった、とのこと。
イカのフリット
ここの良かったところは、比較的早く料理が出てきた。
会計も結構待たされなかった。
(ほんとにポルトガルはのんびりしているので、待つことにくたびれることが度々)
Ginjinhaと呼ばれている酒で小さなカップに1口入っていて
ぐいっと1杯のみ、1つベリーが入っています。
ホテルの近くだったのですが、いつ通っても店の前には人だかりができています。
プラのカップに入っているため
お店の前で、ぐいっと立ち飲みしてというスタイルです。
すごい甘い香りです。
シントラでは、これが名物のようで、どこのお土産屋さんにも
1ユーロで看板が出ていました。
シントラのものは、カップがチョコレートで出来ていて
店のおじさんに「カップごと一口で飲んで」と説明され
「一口で? 」と驚くと 「ショコラだよ」と
よく見るとカップがチョコ。
しかし。。。ほんとに小さいカップとはいえ、一口で飲むときついです。
バス、トラムはどれも行き先がわかりやすく、観光地を周るものは決まっているため
ほかの国と比べるととても便利で
メトロも、夜遅くまであるのでとても使い勝手がよかったので
リスボンでは帰国日に空港へ行く時(朝5時台)にしかタクシーを使いませんでした。
空港から市内に出るタクシーは、ぼったくりタクシーに注意と掲示板で読んだのですが
空港からは、バスが市内まで走っていて
かつ、大型のスーツケースの荷台がバスの中にあって
たくさんのツーリストが利用しているので、荷物が大きくても気にせずバスを使えばいいと思います。
バスの時刻表は、事前にwebで調べることができます。
メトロ、バス、トラム、ケーブルカー ともに
ICチップ式の切符に、チャージしながら使用しますが、最初に発券代 €0.5がかかります。
日本のスイカと同じ、touch&go です。
チャージしたお金が余ることもあり
便利なのか?得なのか?
リスボンの場合は、1回ずつのチケットにも発券料 €0.5かかるため
チャージして使用するほうが得です。
終日リスボンで観光のときはOnedayTicketがお得でした。
Onedayもやはり自動券売機で購入するので
新規の発券は手数料が発生するため
最初に購入したものを、繰り返し使用します。
トラム、ケーブルカーについては後日、upします。
この日は、ほんとに暑くて暑くて…
Evoraから戻り、すぐスタバに入って涼みました。値段は日本とほぼ同じ。
トイレに行くには、レシートにあるWCコードが必要です。
ここのWIFIは日本のスタバと一緒で、各国のIDがローミングの選択で使用できるため
日本のスタバで使用できるIDをもっていれば
WIFIが使用できるっぽい。(NTTの公衆無線LANを使用している人なら使えると思う。IDを持っていないので使えるかどうかは確認できていません)
タンブラー購入 € 8.90
日曜日は、午後2時まで入場料が無料になるため、早朝からリスボン観光です。
3日目の予定
ベレン地区へ
①エッグタルトを食べる
②ジェロニモス修道院
③発見のモニュメント
④ベレンの塔
アルファマ地区へ移動
⑤サン・ジョルジェ城
夕食後、ファドを聴きに行く!
という訳で、朝食後8時にホテルをcheckoutです。
このホテル、立地はとてもいいにもかかわらず、静かな環境だった。
スーツケースは、夕方まで預かってもらい出かけました。
(バッゲージタグもあったので安心です。)
フィゲイラ広場までは、徒歩5分くらい、夜はにぎわっているけど
朝は、ほんとに誰も歩いていない。。。
ベレン地区へ行く方法は
フィゲイラ広場から、トラムに乗る
カイス・ド・ソドレ駅から、カスカイス行きの列車に乗ってベレン駅で降りる方法の2つがあります。
ベレン駅は各駅停車しかとまらないため
フィゲイラ広場からトラムに乗るほうがお勧めです。
この15番のトラムは狭い路地を激走するため、リスボンに行ったらぜひ乗らないともったいないです。
フィゲイラ広場 Praça da Figueira
ロシオ広場のすぐ東、ジョアン1世の騎馬像が立つ広場。
かつては欧州最大の市場があったが、1949年に解体。
朝は曇っていて涼しいくらいだけれど、
9時を過ぎると、強い日差しが出てきてとんでもなく暑くなるということに
2日目に体験したため、曇り空にだまされず、真夏の格好で出かけます。